病気・ケガから6か月が経過したら、身体障がい者手帳を取得しよう!
リハビリを目的にCU病院に転院し、4か月が経過した詩子さんのお母さん。
懸命なリハビリと、詩子さんやお父さんの励ましの成果もあり、なんとか会話もできるようになってきました。
とはいえ、左腕から指先まで、両足は動かすことが困難な状態が続いています。
CU病院の担当医師からは、
「ここまで回復するとは思っていませんでした。しかし、おそらく左上肢、両下肢の麻痺はこのまま後遺症として残存する可能性が高いでしょう。」と説明されました。
「そうか‥‥。お母さんがんばったけど、後遺症が残っちゃうんだね‥‥。」
主治医からは、次の発言が続きます。
「身体障がい者手帳の取得を考えてみてください。交通費が補助されたり、税金面で優遇されます。 また、今の状態から行くと、医療費が無料または軽減される制度を利用することができると思います。取得したくないお気持ちは察しますが、多くの面で負担を軽減できる制度だと思いますので、私はお勧めします。」
「身体障がい者手帳!? お母さん、障がい者ってことなの‥?」
身体障がい者手帳の申請から約50日後、市役所から通知がありました。
身体障がい者手帳を受け取るため、通知書を持参し市役所の福祉課窓口に来た詩子さん。
係の人から手帳を受け取ると、次のように記載されています。
「身体障がい者手帳 1種1級」
「左上肢の著しい機能低下」
「左下肢及び右下肢の著しい機能低下」
福祉課の担当職員さんは、身体障がい者手帳取得により利用できる制度についてゆっくりと説明をしてくれますが、項目が少し多くて頭に入ってきません。
入院医療費の自己負担額が5,000円!!?
佐藤さんが住んでいるMO市が定めた重度心身障がい者医療費助成制度条例によると、
身体障がい者手帳1種1級と判定された詩子さんのお母さんの場合、
入院医療費の自己負担額が1か月につき5,000円になることが分かりました。

